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和 歌

薪ストーブに火が入りました。「ストーブの火が一番のご馳走」との声が、あちらこちらから聞こえてまいりました。赤外線効果で身体の芯までポッカポッカと暖かく、薪のほのかな香りの中パチパチと爆ぜる音を聞きながら揺らぐ炎を見つめておりますと心が癒されます。今年最後のお茶を飲もう会に、初めてご参加くださいました方々にも喜んでいただけましたようで良かったです。

今回も藤田先生の詠まれました和歌が書かれました短冊を、たくさんの中から選んでいただきました。詠まれましたご本人から直接読んでいただき、情景まで細かく説明していただけるなんて有り難いことです。

川柳か 冬枯れしたか 糸柳と なりて春まつ 我か心かも
かわやぎが ふゆがれしたか いとやぎと なりてはるまつ わがこころかも

 

石つちか 峰さかしまにして 舟のごと 浮ふくろ世に 入相のかね
いしづちが みねさかしまにして ふねのごと うかぶくろせに いりあいのかね

| 和歌・短冊・書 | 10:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
志野織部ぐいのみ

藤田先生の「志野織部ぐいのみ」を、今回初めてご紹介させていただきました。

志野織部の魅力は志野特有の肌とアンバランスでひょうきんな造形にあります。ユニークな造形や絵は藤田先生独自のもので、その独特な雰囲気が魅力です。日本酒が大好きな藤田先生ならではの手取りの良い、楽しいぐいのみとなっておりますので『ぐい呑』コーナーご覧になってください。

 

いつもより少し贅沢な時間を・・・
日本酒をより美味しく、そしてより楽しくいただくにはやっぱり自分好みのぐいのみがあったら最高です。特にこの時期は、相棒と称しまして毎日のようにMyぐいのみを持ち歩かれる方がいらっしゃるようです。今回ご紹介の「志野織部ぐいのみ」は、その見た目の可愛らしさから特に女性の方にお勧めいたしたい逸品となっております。お酒を好まれる女性へのプレゼントに、ご自分へのご褒美に如何でしょう。

口辺がハート形の可愛いぐい吞、初めて見ました。

※この志野織部ぐいのみは「ぐい呑」コーナーには掲載されておりません。お問合せは、お問合せ/お申込みフォームからどうぞ。

| ぐいのみ | 14:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
2018年 チャリティー展

今年も下記チャリティー展に藤田先生の志野ぐい呑が2点づつ出品されております。詳細で会場や開催日時など、作品紹介ページにて藤田先生出品の志野ぐい呑がご覧いただけます。

 

■大阪で開催されます。
毎日新聞大阪社会事業団主催
2018年度、『チャリティー名士寄贈書画工芸作品入札・即売会』
※詳細               
※作品紹介ページ

 

■北九州、山口、福岡の三会場で開催されます。
毎日新聞西部社会事業団主催
2018年度、チャリティー展『全国寄贈書画・陶工芸品即売展』
※詳細
               

※作品紹介ページ

| お知らせ | 11:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
試し焼き

藤田先生の「焼けたぞ!」との声に「矢も楯もたまらず・・・」と関西(大阪)から見えられた方がいらっしゃいました。

 

粘土作り、轆轤挽き、成形、絵付け、釉薬掛けまでの工程が完了いたしておりますお茶碗とぐい呑を冬場の窯焚きに向けてずっと作り溜めておられましたので複数回の窯焚きが可能なのだそうです。
先日終了いたしました窯焚きは、今年の夏に取ってこられました陶土の試し焼きを兼ねておりました。焼き上がりましたその志野茶碗が基準となり、次回からの窯焚きが進められます。土の状態や仕上がりなど、焼いてみないと分からなかったことが細かくチェックされ新しい土の性質が把握されていきます。それを踏まえての焼き方や温度調整などの構想が練られ、前回とは全く違う焼き方をするという藤田先生ならではの窯焚きが今後もまだまだ続くようです。

 

 

| - | 13:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
与州窯工房だより

毎年、綺麗に咲いて私たちを楽しませてくれますツワブキの黄色い花。今が盛りです。

 

 

枝ぶりの良い高さ30cmほどの小さな柿の木(盆栽)が与州窯工房へやってまいりましたのは一か月ほど前のことでした。青かった2cmほどの小さな実が真っ赤に色づきました。

| 工房情報 | 10:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
油絵 石鎚山

藤田先生の油絵「石鎚」が、愛媛県西条市内の病院に展示されたとのご連絡をいただきました。
資材で包装されました大きな包みが男性二人の手によりまして与州窯工房に運びこまれましたのは先月初めのことでした。頑丈で丁寧な包みが解かれますと、そこには紅葉と茜色に染まりました石鎚山の力強く雄大な景色が広がっておりました。若かりし頃から親しくしていただいたご友人からのご依頼を受けて現地にて10年という長い歳月をかけ1982年に描き上げられたという油絵です。そのご友人も藤田先生同様に石鎚山(標高1,982m)へはよく登られたそうで、「この場所から書いてほしい」との要望があったと懐かしそうにお話しくださいました。この絵はたいそう気に入っていただいたようで、ずっと手元にて大切に飾られ眺められたそうですが、そのご友人も何年か前に亡くなられました。
今回、奥様のご意向で霊峰石鎚山が鎮座いたします愛媛県西条市内の病院に寄贈されることになったそうで、わざわざ見せに来てくださったのです。グリザイユ、点描などの画法で書いたというご自身の絵との何十年かぶりかの懐かしいご対面に嬉しそうな藤田先生でした。奥様にとりましても、亡きご主人様との思い出深い絵画であったとお聞きいたしましたが、「病院に行けば、いつでも逢える。」とおっしゃった言葉がたいへん印象的でした。

その拘りは、別注の額。当時、海外から取り寄せたという絵具。その完成までに2年以上も費やしたというご自身で手作りされたというキャンバス(ジャンベルジーのブラック麻地をアマニ油と亜鉛華を混ぜ9回塗り固め叩いて仕上げた)などにも表れております。

| 絵画 | 14:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
窯仕事 窯焚きに向けて

藤田先生の窯仕事は続いております。力仕事あり、たくさんの工程あり、道具作りなどを含め手間のかかる作業が次々とこなされていきます。

■粘土作り

――  百草土の塊(原土)を、粘土にする方法は難しいのですか。

藤田  粘土作りの最大のコツは、土をよく乾燥させることと綺麗にしすぎないということでしょうか。百草土の原土を粗莚の上で幾日もかけてよく乾燥させ、そのあと木槌で打って粒を揃えます。それをタンクに取り、上から水を加えて一週間後に元の粗莚の上で水切りをします。帆布の上で二〜三時間ほど踏みますが、その時に中に入っている小石を除きます。練り台の上で大押しにかけ、轆轤で挽きやすい大きさに揃えてそれを室に入れて乾燥を防ぎます。百草土の原土は粘りが無いので轆轤挽きが難しく、何年もかかりました。

※百草土の原土は粘り気が無いため、非常に扱いが難しいということは陶芸をされます方々からはよく聞く話です。以前、「新居の玄関に志野焼きの表札を掛けるのが夢」と、おっしゃり関東からわざわざ来られました方に藤田先生は百草土の原土では難しいから諦めるようにとおっしゃいましたが、折角だからと何十個も作られた方がいらっしゃいました。しかし、乾燥中全てにヒビが入り夢は叶わなかったという残念なエピソードを思い出しました。

 


■絵付け  -無地志野茶碗 -
志野茶碗を焼くための粘土(百草土)作り、轆轤挽き、削りと続きまして今度は絵付けが始まりました。一つ一つの形を見ながら絵付けがなされますが、造形に申し分がないものは無地志野になります。藤田先生の「今回、一番の器量良し。」という声を聞きましたので、写真撮影をさせていただきました。

 

■道具作り  -ヘラ- 

藤田先生が箆(ヘラ)を1本作られました。以前、箆作りを見せていただくまでは短いものしか見たことがありませんでしたので、初めから短いものだと思い込んでおりました。ですので、作りたての木の箆は長かったことに驚いたものでした。その時に木目を読んで刃を付けることや削り出す向きなども考えなければいけないということを藤田先生からお聞きいたしましたが、「それ以前に材料となる赤松がなかなか無い」と、ご一緒しておりました長年陶芸をされていらっしゃる方がおっしゃいました。藤田先生の工房には窯焚き用に赤松の丸太が常時たくさん積まれておりましたので不思議でしたが、箆作りに重要な真直ぐな木目の材が少ないので、見付けられたその都度に削っていらしたようです。

使いやすい箆ほどよく使われますので小さくなります。初めて見せていただきました時は、使い込んだらこんなに小さくなるなんて想像しておりませんでした。藤田先生はこの箆一本で成形をされますが、「見ただけでは出来ない。」と、箆をプレゼントしていただいた方は使い方(削り方)が分からず藤田先生に削り方を教わるまで大切に持っていらしたそうです。

 

■道具作り  -ハマコロ-
志野茶碗を焼く時に必要なハマコロを藤田先生が大量に作るというところに遭遇いたしました。数がたいへん多く根気のいる作業ですが、シンプルな見た目で簡単そうに見えましたのでお手伝いさせていただくことになりましたが、実際には出来ることは限られておりました。ひび割れ対策といたしまして粘土の種類選択や水分量の調節は既に行われていたようですので、ハマコロ一つ分の重さを計って球体(粘土のお団子)を作るくらいでした。そのお団子は均一の厚さに一つ一つ潰され、円形のビスケットのようなものが大量に並べられました。表面に凹凸(無いと本体と足が上手にくっつかないらしい)が付いた丸いビスケットのようなものの端には、足が目跡の数だけ藤田先生の手で付けらていきました。志野茶碗の見込み内の目跡となります足先の形や向きは特に重要ですので、ハマコロ作りも結局は藤田先生にしか出来ない作業のようです。

※ハマコロ ― 藤田先生が志野茶碗を焼く際に、お茶碗とぐい呑みの間に入れてくっつかないようにするための道具です。

| 陶 芸 | 11:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
窯焚きの準備中

藤田先生が窯焚きを予定されていらしたこともありまして、今秋の茶陶展開催は見送っておりましたが、「藤田先生が来てくれないのなら・・・」と、ばかりに県外からのお客様が与州窯に大勢見えられております。つい先日の関西からのお客様に続きまして関東からもお客様をお迎えいたしましたのは、ちょうど新居浜太鼓祭りの期間中でした。知らずに来られましたお客様は、新居浜駅がおもいのほか混雑しておりましたことに先ず驚かれたそうです。その方は、藤田先生の窯仕事の様子をご覧になり、ご自分も「スイッチを入れなければ!」と、奮起を促され帰って行かれました。

| 工房情報 | 12:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
久万高原天体観測館

愛媛県内でも各地で秋祭りが順次開催されております。お隣、西条市のだんじり祭(10月14日〜16日)、新居浜市の太鼓祭(10月16日〜18日)も近づいてまいりましたので、巷では何となく気忙しい雰囲気がただよっております。
今月10日のお茶を飲もう会に、久万高原町から懐かしいお客様が来てくださいました。夜空を見上げれば満天の星を見ることが出来ると、前日のテレビで久万高原ふるさと旅行村の中にあるという久万高原天体観測館(一般公開型の公共天文施設)のことが放映されており、口径60cmの反射望遠鏡で見えるという土星の映像が映し出されておりました。それを見ながら、何度かお邪魔したことのあります久万高原にお住いのご夫妻のことを懐かしく思い出しておりましたところでしたので驚いてしまいました。

今月は、別注で作っていただきました栗入りの和菓子で美味しいお抹茶をいただきました。

| お茶を飲もう会 | 13:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
瑪瑙(メノウ)探し

天然石に興味があるという可愛いお客さんたちが瑪瑙(メノウ)探しに与州窯工房へやってまいりました。前の台風接近に伴い、コンクリートが敷かれました元の場所に百草土は既に戻されており、今後の風雨にも対応できるようにと丁寧にシートが掛けられました。百草土の中の瑪瑙(メノウ)原石も百草土の中でまた眠りについておりましたが、藤田先生がそのシートをわざわざ開けてくださいました。楽しみにしていたという可愛いお客さんたちは持参の小さなスコップで百草土を掘り返し、時折り出てきます小石の大きさや形に一喜一憂しながら楽しそうにはしゃいでおりました。持ち帰りました瑪瑙原石は、その小さな手で一生懸命磨かれて宝箱に収められるのだそうです。

百草土の中から出てきました小石はどれが瑪瑙の原石だか私には分かりませんが、百草土と共に途方も無く長い年月眠っていたことを思いますと、どの石も愛おしく思えてきます。

| 未分類 | 11:24 | comments(0) | trackbacks(0) |