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窯焚きの準備中

藤田先生が窯焚きを予定されていらしたこともありまして、今秋の茶陶展開催は見送っておりましたが、「藤田先生が来てくれないのなら・・・」と、ばかりに県外からのお客様が与州窯に大勢見えられております。つい先日の関西からのお客様に続きまして関東からもお客様をお迎えいたしましたのは、ちょうど新居浜太鼓祭りの期間中でした。知らずに来られましたお客様は、新居浜駅がおもいのほか混雑しておりましたことに先ず驚かれたそうです。その方は、藤田先生の窯仕事の様子をご覧になり、ご自分も「スイッチを入れなければ!」と、奮起を促され帰って行かれました。

| 工房情報 | 12:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
久万高原天体観測館

愛媛県内でも各地で秋祭りが順次開催されております。お隣、西条市のだんじり祭(10月14日〜16日)、新居浜市の太鼓祭(10月16日〜18日)も近づいてまいりましたので、巷では何となく気忙しい雰囲気がただよっております。
今月10日のお茶を飲もう会に、久万高原町から懐かしいお客様が来てくださいました。夜空を見上げれば満天の星を見ることが出来ると、前日のテレビで久万高原ふるさと旅行村の中にあるという久万高原天体観測館(一般公開型の公共天文施設)のことが放映されており、口径60cmの反射望遠鏡で見えるという土星の映像が映し出されておりました。それを見ながら、何度かお邪魔したことのあります久万高原にお住いのご夫妻のことを懐かしく思い出しておりましたところでしたので驚いてしまいました。

今月は、別注で作っていただきました栗入りの和菓子で美味しいお抹茶をいただきました。

| お茶を飲もう会 | 13:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
瑪瑙(メノウ)探し

天然石に興味があるという可愛いお客さんたちが瑪瑙(メノウ)探しに与州窯工房へやってまいりました。前の台風接近に伴い、コンクリートが敷かれました元の場所に百草土は既に戻されており、今後の風雨にも対応できるようにと丁寧にシートが掛けられました。百草土の中の瑪瑙(メノウ)原石も百草土の中でまた眠りについておりましたが、藤田先生がそのシートをわざわざ開けてくださいました。楽しみにしていたという可愛いお客さんたちは持参の小さなスコップで百草土を掘り返し、時折り出てきます小石の大きさや形に一喜一憂しながら楽しそうにはしゃいでおりました。持ち帰りました瑪瑙原石は、その小さな手で一生懸命磨かれて宝箱に収められるのだそうです。

百草土の中から出てきました小石はどれが瑪瑙の原石だか私には分かりませんが、百草土と共に途方も無く長い年月眠っていたことを思いますと、どの石も愛おしく思えてきます。

| 未分類 | 11:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
スッポン鍋

ご自身で釣り、一週間ほど泥抜きをしたという巨大なスッポンと、徳島県で求めてきたという藤田先生好みの日本酒などをお土産に、一昨日は関西からお客様が来訪いたしておりました。その夜は皆さんとスッポン鍋を囲み、美味しいお酒に盛り上がったのだそうです。コラーゲン効果でしょうか翌日の藤田先生のお肌はツルツル、ハリハリでした。参加できなかった私の肌は・・・残念!

 

| 遊・他 | 14:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
アマゴ(アメゴ)の塩焼き

関東から藤田先生の与州窯工房へ見えておりましたお客様とご一緒に今治市の鈍川温泉に行ってまいりました。藤田先生とお客様が温泉へ入っております間、辺りを散策いたしておりました私には素敵な風景との出逢いがありました。入浴後の皆さんにそのお話をいたしますと帰り道とは逆方向でしたが行ってみようということになりました。

蒼杜川の上流で、湯の花橋付近からの眺めです。そそり立った岩と急流が迫力満点でした。

 


藤田先生がまだ上へ行ってみようということで、くねった山道を車で上っていくと段々と道幅が狭くなりUターンが出来るところまで行くことになりました。着いたところが釣り堀りの駐車場で、近くで作業をしていらしたおじさんに声を掛けますと、ちょうどここのオーナーで、「前の台風被害で魚がおらんのよ。」とのことでしたが、折角だからと作業を中断してお魚を焼いてくださることになりました。

ご自分で焼いたという炭で火をおこし、水槽に入って大きなアマゴ(アメゴ)を選んで取ってくださいました。透明度が高く非常に綺麗な水に育ったアマゴはたいへん美味しかったです。以前は常時4万匹ぐらいいたというアマゴが流されたり死んでしまったそうで今は釣り堀の方は休業中とのことでしたが、ご縁をいただき美味しいアマゴをいただくことができてたいへん幸運でした。因みに藤田先生も食したことが無いというアマゴの大きさは約40cmでした。

| 遊・他 | 14:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
百草土のお引越し

 

百草土の大きな塊を取った後に、メノウの原石をディスプレイしてみました。

藤田先生が所有しています16トンの百草土です。何年もかかって手掘りで取ってもらったという貴重なその土は綺麗なピンク色で肌理が細かくスベスベしています。
現在の工房へ移って来ました時には既にシートが掛かった状態で置かれておりましたので、興味のあるお客様が見えられた時にシートの隙間から見せていただくというぐらいのものでした。今回、下にコンクリートが敷かれることになり重機で移動されましたので間近で見ることができました。
その百草土を用いまして藤田先生が粘土を作るということで、充分に乾燥しました百草土の塊を大容量の容器に入れていくという簡単な作業を手伝わせていただきました。その際、百草土に混じりました小石を無造作に取り除いておりますと、「それは、メノウの原石だ。」と教えていただきましたので、あちらこちらに散らばっておりました小石を急いで拾い集めました。藤田先生の工房で、たくさんのメノウ原石を見つけられるなんて驚きでした。

 


<百草土が手掘りされた理由>

 

―― 先生が焼かれる志野の土とはどのようなものなのですか。

 

藤田 私が志野を焼いているのは百草土(モグサツチ)と言い、鉄気が少なく粘り気の全く無い土です。百草土という名前の由来は諸説ありますが、昔は川であった水の少ない痩せ地(現在は川でないところ)で、河原蓬(カワラヨモギ)の自生する場所にあると聞いたことがあります。お灸に使用されるもぐさに似てパサパサした土ということかも知れません。
私はその百草土の原土を混ぜ物なしの単味で焼いています。粘り気が無いため成形が極めて難しい土なのですが、長く焼くとやわらかい質感なのに物凄く硬くて頑丈になるのです。

 

―― その百草土というのは、どこの土ですか。

 

藤田 岐阜県可児市の土で、三億年ぐらいも前のものです。掘れば何処からでも出てくるというものではなく、この地方のごく限られた四キロ四方にしか存在しない土なのです。木や草の炭化物がたくさん混じった土で、丸い玉状で出てきます。現在はもう取れなくなっているので、私が所有している十六トンの百草土が最後ではないでしょうか。

 

―― どこに出てくるかが分からないというのは、どういうことでしょう。

 

藤田 地層になっているところであれば掘るとそこから出てくるのですが、根砂に包まれた丸い玉状でコロコロと転がってきているので、その塊を一つ一つ探さなければならないのです。

 

| 陶 芸 | 10:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
お茶を飲もう会 [長月]

このところお天気が悪く雨の日が続いておりましたので、10日のお茶を飲もう会にご参加のお客様も少ないと思っておりましたのに大勢お越しいただきたいへん賑やかでした。夏は瀬戸黒茶碗に氷を入れての冷たいお抹茶が好評でしたが、急に肌寒い日となりましたので今回は参加人数分の志野茶碗を藤田先生が用意してくださっておりました。お茶を飲もう会に合わせて送ってくださいました到来品の珍しい和菓子で温かいお抹茶を美味しくいただきました。

志野茶碗で。お菓子は、炒った大粒の黒大豆か入った「真盛豆」

 


井戸茶碗で。お菓子は、鮎の塩焼きを模した「香魚」

| お茶を飲もう会 | 14:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
窯焚きに向けて

最近、藤田先生の様子をご紹介いたしておりませんでしたので皆様よりご心配をいただいておりますが、毎日お元気で窯仕事を続けていらっしゃいますのでご安心ください。
今は冬場の窯焚きに向けて轆轤を挽き、成形しましたお茶碗を作り溜めているところです。窯詰めの際に形や厚さなどを考えて、その都度選んでいたというお茶碗が以前は常時六千個もあったそうですが、新居浜市が水害に見まわれました十数年前に藤田先生の前工房も床上70cmの浸水被害を受け、何十年も前から作り溜めていたというお茶碗がすべて土にかえってしまったそうです。勢いのある造形、端正な造形、遊び心のある造形などのように、長い年月の間にはその折々の異なる造形のものが作られておりましたのに焼かれなかったことを思いますと、色々な意味でたいへん残念です。しかし、藤田先生は何年か先を見据えて今も作り続けておられます。最近は胴締めスタイルがお気に入りのようで、その完成形を目指ざれていらっしゃるようです。

 

――  今、お茶碗の形や厚さを考えてサヤ詰めをされるとおっしゃいましたが、轆轤挽きをされる時に形や厚さの異なったお茶碗を作られているということですか。

 

藤田  たいへん良い質問です、よく気が付きましたね。轆轤挽きし成形した茶碗は何十年も前から作り溜めていて、最近成形したものを含め色々あるのです。古いものは粘土が風化(砂化)しているため、釉薬を掛けて焼くと想像以上に良い仕上がりになる可能性があるので特に楽しみです。しかし、「この茶碗は、いつごろのものですか?」と質問されると非常に困ります。作ったのは何十年も前だけれど、焼いたのはつい最近ということもあり得るからです。

| 工房情報 | 10:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
『正木美術館』作品展示のご案内

ご縁をいただき、大阪の泉北郡忠岡町にあります正木美術館様の正木記念邸におきまして「桃山志野現代に焼く」藤田登太郎 茶陶展を開催させていただいておりますが今回、汐留メディアタワー25Fのパークホテル東京、アトリウムで茶席で用いられてきたという茶道具を中心に作品展示がされています。その中に藤田先生の志野茶碗「敦盛」と「松島」も展示されておりますので、機会がありましたらご覧になってください。

 

■展示■ 正木美術館の名品紹介vol. 14

【会場】 パークホテル東京   アトリウム
      東京都港区東新橋1-7-1   汐留メディアタワー25F
【期間】 2018年9月20日(木)まで
【料金】 無料

 

【作品解説】より

⒈「伊賀蹲花入(いがうずくまるはないれ)」室町時代

主に花入として用いられた茶器の蹲には、本作のごとく人が蹲るような形のものと、壺形のものの二種類がある。もともとは農家において茶壺や油壺として用いられていた器であったが、茶人から侘びの興趣を見出され茶道具として珍重されるようになった。伊賀焼や信楽焼に多く見られる形である。
本作は、口縁がわずかに高さを持って外側にひねり返されたつくりになっている。首を傾げるようにして胴に対し歪めて口がつけられている点がおもしろい。肩の部分には花入釘にかけるための遊環(ゆうかん)が菊花形の台座に付けられている。

 

⒉「唐三彩香合(とうさんさいこうごう)」中国・唐時代

唐三彩は、中国の唐時代に長安洛陽付近でつくられた三彩陶器のことを指す。8世紀頃に盛んに制作され、素地に緑・黄・褐色・藍などの釉薬をかけて焼成される。
本作は緑と褐色、釉がかからない白色の化粧土の部分を含めて三色によって全体を彩られた香合である。香合は香を入れるための蓋つきの小さな器で、主に陶磁器と漆器でできたものがあり、それぞれ用途によって使い分けられる。本作のような陶磁器の香合には練香(ねりこう)を入れ、十一月から四月頃の茶席で用いるのが一般的である。

 

⒊「古備前茶入(こびぜんちゃいれ)」桃山時代

備前焼は岡山県備前市周辺で焼かれた陶器で、備前窯は中世から続く六古窯(ほかに瀬戸、常滑、越前、信楽、丹波立杭の窯が知られる)の一つにも数えられてきた。一般的には江戸初期以前につくられた備前焼を特に古備前と呼ぶ。
古備前は、釉薬を用いない素地の風合い、渋い色味、窯で焼成した際に偶然に現れる紅色の模様などが「侘び」を表すとして茶人たちに大いに好まれた。本作にもこれらの特徴がよく表れており、ふっくらと張り出した胴に三重に彫られた界線、ざっくりとした土味の素地、そこに現れた紅色の模様など、見どころの多い大らかな姿である。

 

⒋「茶碗  銘 敦盛(あつもり)」
⒌「茶碗  銘 松島(まつしま)」
 与州窯 藤田登太郎 作  現代

桃山時代に美濃(現在の岐阜県南部)で焼かれその後制作が途絶えていた志野焼を、現代で再生する活動を続けている藤田登太郎による作品である。志野焼は長石を原料とする釉を用いて焼かれ、白い器肌とそこにあらわれる小さな穴、鉄絵のような絵付け、表面の色調の変化などが見どころとされる。
作品4につけられた銘の敦盛は、平安時代末期の平敦盛を指し、この若くして討たれた若武者の悲劇の物語は後世多くの芸術作品に取り上げられた。語りを伴う幸若舞(こうわかまい)の演目としてもよく知られており、織田信長などの武将が好んで舞ったと伝えられている。舞曲の中でうたわれる「人の世ははかなく夢幻(ゆめまぼろし)のようなものである」という詞が、本作では淡雪が積もったかのような柔かな色調で表現されている。
作品5の銘である松島は、宮城県松島湾を中心とした諸島をいい、京都府の天橋立、広島県の宮島とともに日本三景として広く知られている。周囲一帯が黒松に覆われていることから松島の名で親しまれ、風光明媚な土地として古くから文学や芸術作品にたびたび描かれてきた。松島の松樹を思わせる力強い鉄絵の文様が特徴的である。

 

 

 

| お知らせ | 16:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
近藤亮介君の初個展

2009年頃からギャラリー窯倉のブログで度々登場いたしておりましたK君こと、近藤亮介君の初個展のご案内状が届きました。今日から始まりますので、お近くの方は是非ご高覧ください。

 

会期: 2018年8月23日(木)〜9月1日(土) 11:00〜18:00

会場: アートサロン山木
            大阪市北区西天満4-7-17パーフェクトライフ西天満1F

| お知らせ | 10:35 | comments(0) | trackbacks(0) |