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毎日新聞西部事業団、大阪社会事業団チャリティー展

■毎日新聞西部事業団主催歳末恒例のチャリティー「全国寄贈書画・陶工芸品即売展」が今年も北九州(小倉)、山口、福岡の3会場で開催されます。
藤田先生は志野ぐい呑を出品されております。

作品紹介ページ(陶工芸)に掲載していただいておりましたのでご覧ください。

 

■毎日新聞大阪社会事業団主催2019年度「チャリティー名士寄贈書画工芸作品 入札・即売会」が今年も12月14日〜16日、毎日新聞オーバルホールで開催されます。
藤田先生は志野ぐい呑を出品されております。

| お知らせ | 10:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
府中市郷土の森博物館での茶陶展を終えて

府中市郷土の森博物館様では初めての茶陶展でしたのに、会場は違えどもいつものように懐かしい笑顔にたくさんお逢いすることが出来てたいへん幸せでした。2時間、3時間かけてやっと辿り着いたとおっしゃる方も大勢いてくださったり、愛媛からも何組ものお客様にお越しいただき心より感謝です。また、府中市内はもとより近郊のお客様との新しいご縁もたくさんいだき、楽しい茶陶展でした。様々な方面でご尽力いただきました皆様に心より御礼申し上げます。

今回の茶陶展会場、府中宿の大店(旧田中家住宅)は明治天皇が兎狩の際に休憩・宿泊所として使われた住宅です。

 

 

会場の玄関からの眺め。左庭園奥には茶室「梅欅庵(ばいきょあん)」があります。

 


 

床の間の掛軸は藤田先生の書かれました「萬事足(ばんじたりる)」でした。

 

 

奥にチラッと見えるのが明治天皇が宿泊したという奥座敷で、見学施設となっています。

 

 

 

行燈の光の下、静寂な空間での鑑賞を楽しんでいただけました。

| 茶陶展後記 | 10:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
茶陶展を前に

来月の茶陶展に向けて展示茶碗の選択中の藤田先生。今までにご覧いただいたことの無い志野茶碗もご覧いただけるかもしれません、お楽しみに‼
前ブログで藤田先生の志野茶碗の貫入について書かせていただきましたことを機に茶陶展でご記入いただいておりました「芳名カード」のご質問をまとめてみました。今回は初めてご来場のお客様からのご質問とギャラリー窯倉らしく志野ぐい呑のことを藤田先生にお伺いいたしました。
※土や釉薬などの陶材、轆轤挽き、窯焚きなど専門的なご質問にも藤田先生は詳しくお答えくださっておりますので茶陶展会場でお読みいただければと思います。

 

Q- 様々な造形、古作の雰囲気の抹茶茶碗がたくさん並んでいました。お一人で作られたと聞いて驚きました。
A- 全部、私が焼いた茶碗です。井戸茶碗などの開き茶碗は20歳代の作品で60年ぐらいは経っているので古いと言えば古いです。その後、様々なご縁をいただき志野焼きに転向しました。

Q- こんなにたくさんの志野茶碗を見たのは初めてでした。大きさや形や色合いなどがそれぞれに違うのは、なぜですか?
A- 茶陶展では志野茶碗を中心に30碗ほどの抹茶茶碗を展示しています。志野茶碗の雰囲気が異なるのは、それぞれ違う窯から出てきたものだからです。窯には三百から四百個入れて焼きますが納得のいくものは一つか二つで、他は志野になっていません。

Q- 抹茶茶碗しか焼かないのは、なぜですか?
A- 私も最初は皿や鉢などを焼いていました。志野茶碗を作りはじめた時に同じ種類のものだけを轆轤挽きしないといけないということに気が付きました。頭ではなく手が覚えて勝手に轆轤が挽けるようになるまで鍛錬し、それを忘れないことが肝心だと思っています。

Q- 二週間焚かないと志野にならないというのは、なぜですか?
A- 私の焼く志野は土(百草土)、釉薬(千倉石)ともに自分で採取したものばかりなので手本が無く、窯焚きは長年の経験だけです。私の用いている百草土には木や草の炭化物がたくさん混じっているため、その炭化物を低温で何日もかけて焼かないと志野特有の綺麗な肌にはならないのです。結局、釉薬が溶けるまで何日間でも焚かなければならないということで、「もう少し、もう少し」と日延べしながら四週間も焚いたという自己最長記録があります。

Q- なぜ、二週間も焚けるのですか?
A- 一人で焚くため、いろいろ試しましたが丸太なら20分くらいは寝られるので赤松の丸太(購入する時に直径や長さを指定)を用いるようになりました。

Q- 独特で個性的な線書きや絵が面白かったです。
A- 単に線やアクセントを付けているのではなく、申し分のない造形だと思えるものには何も加えず無地志野にします。どこか弱いところがある造形に対しては瞬時に見極め線やアクセントを加えてバランスをとっています。

Q- 「お手に取ってご覧ください。」と声を掛けていただきました。
A- 実際に使用するものですから、重さや手触りなどを体感していただきたいと思っています。私の志野茶碗は二週間も焼いているので見た目より堅く焼きしまっています。割れ無い自信がありますし、もし割れたとしてもその茶碗の運命だったと思えます。ただ、大切なものとの認識をもっていただくためにお客様には「指輪を外して両手でお持ちください。」とお願いしています。

Q- 藤田先生の志野ぐい呑は志野茶碗を焼くための道具だと聞きました。
A-  志野茶碗を焼く時はサヤの中に茶碗を入れ、茶碗の中にぐい呑を入れます。その三重構造になったものを積み重ねて窯に入れるので志野ぐい呑は志野茶碗を焼くための道具としての役割も担っています。

Q- 志野ぐい呑の高台を見て「これは一番土、これは二番土。」と皆さんが楽しそうにぐい吞談義をしていました。
A- 私は用途(志野茶碗、志野ぐい呑)によって百草土を使い分けています。百草土の原土を一番土と呼び茶碗を挽きます。充分過ぎるほど焼けているにもかかわらずザックリとした土味で大らかな雰囲気、発色の良い志野茶碗になります。百草土の原土は粘り気が無いので轆轤挽していても直ぐに潰れてしまうため、その一番土を練りかえしたものを二番土、再び練り返したものを三番土と呼びぐい呑にします。茶碗の中に入れ、二週間も焼かれるためよく焼締まってぐい呑に適しています。
茶碗の中にぐい呑を入れて焼きますが、ぐい呑の個数が足らない時に茶碗と同じ土を使ってぐい呑を作ることがあります。それが一番土の志野ぐい呑です。

Q- 藤田先生のぐい呑の形は独特ですね。
A-  志野茶碗と同じつくりになっています。より良い志野茶碗を焼くために、ぐい呑でも練習しているのです。

 

因みに、今回私の旅のお供をしてくれる志野ぐい呑です。

先日、だいたひかるさんがブログで藤田先生の茶陶展(府中市郷土の森博物館)のご案内をしてくださっておりました。その中の「茶碗の事しか考えていらっしゃらないから」との言葉が思い出され、全くそのとおりだなぁと思いながら上記を書かせていただきました。ただ、私の聞く力や文章力の無さのため分かりにくいところも多々あったかとは思いますがご了承ください。

| 茶陶展ご案内 | 11:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
秋色の志野茶碗

県外から毎年定期的に来てくださいます方々をはじめ、宮崎県から初めてお越しいただきました方もおられ愛媛の与州窯工房は賑やかでした。今月のお茶を飲もう会後も東京から初めてのお客様をお迎えいたしました。焼きものや和歌に精通されました方でしたので藤田先生との会話もはずみ、私もご一緒させていただき色々勉強させていただきました。皆様とは11月に府中市郷土の森博物館で再会のお約束をいたしましたので心待ちにいたしております。そして、新たな出逢いを楽しみにいたしております。

※11月10日の与州窯工房でのお茶を飲もう会は東京での茶陶展のためお休みさせていただきます。

貫入が際立ちました火色の志野茶碗です。今秋、お客様にはこの志野茶碗で召上がっていただくことが多いのは貫入好きの私のお勧めだからです。

過日の酒席では、この手(全体に赤くて細かい貫入の入った)無地志野のぐい呑を藤田先生よりお借りいたしましたためツイツイ飲み過ぎてしまいました。持ち具合、口当たりのたいへん良いぐい呑でした。

 

 

茶陶展『桃山志野現代に焼く』の会場では、ご来場のお客様にメッセージ欄を設けました「芳名カード」をご用意させていただいております。ご意見やご感想の他にご質問も多数お寄せいただいておりますが、その中に貫入についてのご質問に藤田先生がお答えくださっておりました。


Q- 藤田先生の志野の貫入が釉面の下に入っているのはなぜですか?
A- 素地と釉の膨張率の差などによって釉面に細かいひびの入った状態を貫入と呼びますが、私の焼いた志野の貫入は百草土と釉薬の間に入っていますので、その表面はガラス質でツルツルしています。その珍しい現象に興味を持たれた焼きものに詳しい方をはじめ研究者の間でも様々な見解が挙がりましたが結局、憶測の域は出ず未だ謎のままです。こういう理解できない現象を「自然の成せる業」というのでしょうか。ただ、一般的に貫入と呼ばれるものと私の焼いた志野に出来る貫入とはあきらかに異なりますが例えようがないため「貫入」という言葉を使っています。

 

 

| 茶碗・茶道具 | 13:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
窯焚き

一か月ほど前から窯組みがされ窯の中で待機中の志野茶碗たち(窯の入口からは積まれたサヤしかみえませんが・・・)を時々覗いておられました藤田先生。寒くなるのが待ちきれなかったのでしょうか先日、窯に火を入れられました。長さが7メートルもあります見上げるほど大きな薪窯に赤松の丸太(直径20〜30cm、長さ60cmぐらい)が次々と窯へ投げ込まれていきます。ゴォー、ゴォー、パチパチッと音を立てて燃え盛る火の勢いに「熱い!怖い!」と思いながらも滅多に無い機会だと思い写真を撮らせていただきました。

良いお天気でしたが、熱気で周りの風景がぼやけて見えました。

 

 

大きすぎて焚き口から入らない赤松の丸太を割るのも大変です。


窯焚きからまる四日間が過ぎました頃に窯が予想以上に膨張して浮き上がり火が噴き出したということもありまして、残念ながら今回の窯焚きは途中で断念されました。結局、3トンもの薪を焚いていたそうです。数をこなし改良を重ねながら今までに、その焼きものに合った窯を大小合わせて三十近くも手造りされて来られました藤田先生ですから更に頑丈な窯が出来上がることと思いますが、さすがに次の窯焚きは寒くなってからのようです。

| 陶 芸 | 13:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
志野茶碗 銘「奥磯」

府中市郷土の森博物館様での茶陶展ポスターが出来ました。写真は奥磯(おきそ)と銘の付いております志野茶碗です。実際にお手に取って肌触りや手取りなどがご体感いただけます。

『桃山志野現代に焼く』藤田登太郎 茶陶展                  
■会場: 府中市郷土の森博物館 [旧田中家住宅 和室]
           東京都府中市南町6-32    ―博物館入場料 大人300円―

■会期: 2019年11月6日(水)〜10日(日)  9時〜17時(入場は16時まで) 

           ※初日は11時〜/最終日は15時まで

| 茶陶展ご案内 | 14:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
香川県でのお茶を飲もう会を終えて

史跡高松城跡玉藻公園内 披雲閣での『お茶を飲もう会』が終わりました。香川県内はもとより、県外からも大勢ご参加いただきありがとうございました。
前回、香川県にお邪魔いたしましたのは2010年の茶陶展でしたので9年ぶりでした。その時は披雲閣の142畳もの大書院に志野茶碗などのお茶碗が60点も並ぶという壮大なイベントでしたので、搬入や搬出時のたいへんさや大掛かりな飾り付けをお手伝いしてくださいました方々のお顔が思い出されます。今回も懐かしい方々との再会もあり、終始笑顔で楽しそうな藤田先生でした。

会場となりました披雲閣「杉の間」は思いのほか広く6部屋40畳からなっておりましたので、10碗余ってのお茶碗が展示されました。藤田先生がこのお茶を飲もう会のために書かれました和歌2点と「思無邪」「儘心」、が床の間四カ所に掛けられ、こちらも好評でした。

今回も、藤田先生が短冊をプレゼントしてくださいました。100枚ほどご用意くださいました短冊の中に、床の間のお軸の和歌と同じものがないかと熱心に探される方もいらっしゃいました。


山藍で 染めし衣も 彩あせて かげのみにほす 夏ゆかた憂し
( やまあいで そめしころもも いろあせて かげのみにほす なつゆかたうし )

| お茶を飲もう会 | 12:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
井戸茶碗と萩茶碗

6月の松山城二之丸史跡庭園 茶室「観恒亭」でのお茶を飲もう会の折に別注で作っていただきました和菓子(あじさい)がたいへん好評でしたので、しばらくのあいだ継続して同じ味のものをベースに作っていただくことになりましたようで、7月のお茶を飲もう会では青緑色の山と白い空の対比が爽やかな「夏山」と名前が付きました和菓子、そして今月は京都の大文字焼きをモチーフにしました風情ある和菓子で、毎年夏の恒例となとなっております冷たいお抹茶をいただきました。先日、熱中症対策といたしまして効果的に体温を下げるには手のひらを冷やすと良いという情報をテレビより得ましたが、以前から藤田先生が「大きな氷がゴロゴロと入った冷たいお茶碗を手に持ってもって長い時間楽しんでいると涼しくなる」とおっしゃっていらしたことは理に適っていたのだと思いながら、瀬戸黒茶碗の中の抹茶色に染まりました氷をカチャカチャと揺らしながら涼をとりました。

 

今月のお茶を飲もう会では井戸茶碗、萩茶碗が複数碗展示されておりました。それぞれ趣きが異なりますので、皆様お手に取って熱心に鑑賞されておられました。

※9月10日の与州窯工房でのお茶を飲もう会はお休みさせていただきます。尚、9月1日(日)は香川県高松市の史跡高松城跡 玉藻公園内にあります披雲閣「杉の間」におきまして『藤田登太郎とお茶を飲もう会』が行われます。皆様お誘い合わせて是非お出掛けください。

| 茶碗・茶道具 | 10:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
『藤田登太郎とお茶を飲もう会』in 香川

 

史跡高松城跡 玉藻公園駐車場より撮影

 

9月1日(日)に香川県高松市の史跡高松城跡 玉藻公園内にあります披雲閣「杉の間」におきまして『藤田登太郎とお茶を飲もう会』を開催することとなりましたのでご案内申し上げます。会場であります披雲閣「杉の間」は6部屋(40畳)ありますので、与州窯工房に常設のお茶碗を香川県の皆様にもご覧いただけますよう準備を進めております。お近くの方は是非ご参加ください。

 

■日時:2019年9月1日(日)
午前 10時 〜 午後 4時30分(4時までにお入りください)
■会場:披雲閣「杉の間」
香川県高松市玉藻町2番1号(史跡高松城跡 玉藻公園内)
■会費:1.000円

※跡高松城跡 玉藻公園の入園料は大人200円です。

| お知らせ | 10:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
初お目見えの志野茶碗と志野水指

お茶碗の入れ替えや展示場所の移動等によりまして、昨日(7月10日)のお茶を飲もう会は新鮮な感じがいたしました。県外から何年かぶりにご参加くださいました方とのお話にも花が咲きましたようで、皆様たいへん楽しそうでした。今回も別注で作っていただきました「夏山」と名前の付きました美味しいだけでなく見た目も爽やかな和菓子も好評で良かったです。

 

初お目見えの志野水指と志野茶碗です。

 

 

黄瀬戸三兄弟。趣きの異なる黄瀬戸茶碗が三碗並んでおりました。

| 茶碗・茶道具 | 14:34 | comments(0) | trackbacks(0) |