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和菓子 ハートが可愛い!

お茶を飲もう会が始まりましのに藤田先生が見えないと思っておりましら、ご出席の皆様方にと新しく短冊をご準備してくださっておりましたようで出来たてホヤホヤの短冊を持って来てくださいました。詠まれました和歌は数点でしたが雰囲気がそれぞれ異なっておりましたので、皆様どれをいただくか真剣なご様子で迷っていらっしゃいました。

ゆきけぬる はるまだあさき あわじべを いりひでそめて はやしおながる

 

 

今月のお茶を飲もう会の和菓子は、おまかせで作っていただきました。
「バレンタインが近いのでハートだね、可愛い!」と女性に人気で、盛り上がりました。

| お茶を飲もう会 | 11:33 | comments(0) | - |
窯焼き

何十個もの窯を手造りしてきたという藤田先生、薪窯の補修作業が昨年末より続いております。壁面の厚みが65cmとなり、天井も2トンの土が入れられましたので厚みが増し、更に巨大化しガッチリとした窯になっております。先日は、何も入れず窯を乾燥するためだけに火を入れられました藤田先生。まさに「窯焼き」です。上から見ると天井全体に大きないくつもの亀甲模様の亀裂がはしっておりました。今後もその亀裂を埋め、更に天井に土を入れて固め、乾燥を待のだそうです。窯づくり、大変です。

| 陶 芸 | 10:49 | comments(0) | - |
お茶を飲もう会のご案内

今年、初めての与州窯工房でのお茶を飲もう会。志野茶碗、花びら餅のとり合わせで美味しいお抹茶をいただきました。
毎月10日に与州窯工房で行われておりますワイワイと賑やかで楽しいお茶を飲もう会。今年も継続してくださるようですので機会がありましたら是非ご参加ください。
■日時: 毎月10日 午後1時〜4時 (時間内の出入りは自由です/3時頃までにはお越しください)
■場所: 与州窯工房 愛媛県新居浜市萩生字河の北66-2  
■会費: 1.000 円
※茶陶展などの都合で休ませていただく場合がありますので初めての方、遠方(県外)からの方、グループでご参加の方などは前もってお問合せください。

| お茶を飲もう会 | 10:05 | comments(0) | - |
和 歌

与州窯工房、玄関からの眺め。

 

与州窯工房への入り口付近からの風景。

藤田先生はお若い頃より和歌を詠まれており、その数も今では6万首以上にもなるそうです。藤田先生の和歌にも大勢のファンがいらっしゃり、前々より皆様からは整理して保存してほしいとのご要望をいただいておりましたが数が数だけに、何処からどのように手を付けてよいものか分からず手つかずになっておりました。

複数の井戸茶碗や萩茶碗などの開き茶碗に銘を付け、そのお茶碗それぞれに和歌を添えるということに今回なりましたようで、少しずつではありますが整理のお手伝いをさせていただいております。先ずは、作品集『桃山志野現代に焼く』に掲載の90碗もの志野茶碗に詠まれました和歌からと思い久々に作品集を開きましたが、見入ってしまってなかなかはかどりません。藤田先生のこだわりの詰まった作品集、読み応えのある素晴らしい本だとあらためて思いました。


今月のお茶を飲もう会では志野茶碗、井戸茶碗、萩茶碗、黄瀬戸茶碗、瀬戸黒茶碗などの展示作品の中から好みのお茶碗を各々選ばせていただき、藤田先生が点ててくださったお抹茶を美味しくいただきました。その後、皆さんはたくさん並びました短冊のテーブルに集まり、いただいて帰る自分好みの短冊を探しておられました。文中には濁点が無かったり突然カタカナが入っていたりで私は読むのに四苦八苦しておりますのに、毎月ご参加の方々は藤田先生の和歌をスラスラと詠みますので感心いたします。近ごろ和歌に接する機会がありますので、心情を読み解いたり何かにかけたりしているところが以前よりは気になっていることに自分自身が驚いております。

短冊コーナーもご覧ください。

| 和歌・短冊・書 | 14:25 | comments(0) | - |
毎日新聞西部事業団、大阪社会事業団チャリティー展

■毎日新聞西部事業団主催歳末恒例のチャリティー「全国寄贈書画・陶工芸品即売展」が今年も北九州(小倉)、山口、福岡の3会場で開催されます。
藤田先生は志野ぐい呑を出品されております。

作品紹介ページ(陶工芸)に掲載していただいておりましたのでご覧ください。

 

■毎日新聞大阪社会事業団主催2019年度「チャリティー名士寄贈書画工芸作品 入札・即売会」が今年も12月14日〜16日、毎日新聞オーバルホールで開催されます。
藤田先生は志野ぐい呑を出品されております。

| お知らせ | 10:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
府中市郷土の森博物館での茶陶展を終えて

府中市郷土の森博物館様では初めての茶陶展でしたのに、会場は違えどもいつものように懐かしい笑顔にたくさんお逢いすることが出来てたいへん幸せでした。2時間、3時間かけてやっと辿り着いたとおっしゃる方も大勢いてくださったり、愛媛からも何組ものお客様にお越しいただき心より感謝です。また、府中市内はもとより近郊のお客様との新しいご縁もたくさんいだき、楽しい茶陶展でした。様々な方面でご尽力いただきました皆様に心より御礼申し上げます。

今回の茶陶展会場、府中宿の大店(旧田中家住宅)は明治天皇が兎狩の際に休憩・宿泊所として使われた住宅です。

 

 

会場の玄関からの眺め。左庭園奥には茶室「梅欅庵(ばいきょあん)」があります。

 


 

床の間の掛軸は藤田先生の書かれました「萬事足(ばんじたりる)」でした。

 

 

奥にチラッと見えるのが明治天皇が宿泊したという奥座敷で、見学施設となっています。

 

 

 

行燈の光の下、静寂な空間での鑑賞を楽しんでいただけました。

| 茶陶展後記 | 10:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
茶陶展を前に

来月の茶陶展に向けて展示茶碗の選択中の藤田先生。今までにご覧いただいたことの無い志野茶碗もご覧いただけるかもしれません、お楽しみに‼
前ブログで藤田先生の志野茶碗の貫入について書かせていただきましたことを機に茶陶展でご記入いただいておりました「芳名カード」のご質問をまとめてみました。今回は初めてご来場のお客様からのご質問とギャラリー窯倉らしく志野ぐい呑のことを藤田先生にお伺いいたしました。
※土や釉薬などの陶材、轆轤挽き、窯焚きなど専門的なご質問にも藤田先生は詳しくお答えくださっておりますので茶陶展会場でお読みいただければと思います。

 

Q- 様々な造形、古作の雰囲気の抹茶茶碗がたくさん並んでいました。お一人で作られたと聞いて驚きました。
A- 全部、私が焼いた茶碗です。井戸茶碗などの開き茶碗は20歳代の作品で60年ぐらいは経っているので古いと言えば古いです。その後、様々なご縁をいただき志野焼きに転向しました。

Q- こんなにたくさんの志野茶碗を見たのは初めてでした。大きさや形や色合いなどがそれぞれに違うのは、なぜですか?
A- 茶陶展では志野茶碗を中心に30碗ほどの抹茶茶碗を展示しています。志野茶碗の雰囲気が異なるのは、それぞれ違う窯から出てきたものだからです。窯には三百から四百個入れて焼きますが納得のいくものは一つか二つで、他は志野になっていません。

Q- 抹茶茶碗しか焼かないのは、なぜですか?
A- 私も最初は皿や鉢などを焼いていました。志野茶碗を作りはじめた時に同じ種類のものだけを轆轤挽きしないといけないということに気が付きました。頭ではなく手が覚えて勝手に轆轤が挽けるようになるまで鍛錬し、それを忘れないことが肝心だと思っています。

Q- 二週間焚かないと志野にならないというのは、なぜですか?
A- 私の焼く志野は土(百草土)、釉薬(千倉石)ともに自分で採取したものばかりなので手本が無く、窯焚きは長年の経験だけです。私の用いている百草土には木や草の炭化物がたくさん混じっているため、その炭化物を低温で何日もかけて焼かないと志野特有の綺麗な肌にはならないのです。結局、釉薬が溶けるまで何日間でも焚かなければならないということで、「もう少し、もう少し」と日延べしながら四週間も焚いたという自己最長記録があります。

Q- なぜ、二週間も焚けるのですか?
A- 一人で焚くため、いろいろ試しましたが丸太なら20分くらいは寝られるので赤松の丸太(購入する時に直径や長さを指定)を用いるようになりました。

Q- 独特で個性的な線書きや絵が面白かったです。
A- 単に線やアクセントを付けているのではなく、申し分のない造形だと思えるものには何も加えず無地志野にします。どこか弱いところがある造形に対しては瞬時に見極め線やアクセントを加えてバランスをとっています。

Q- 「お手に取ってご覧ください。」と声を掛けていただきました。
A- 実際に使用するものですから、重さや手触りなどを体感していただきたいと思っています。私の志野茶碗は二週間も焼いているので見た目より堅く焼きしまっています。割れ無い自信がありますし、もし割れたとしてもその茶碗の運命だったと思えます。ただ、大切なものとの認識をもっていただくためにお客様には「指輪を外して両手でお持ちください。」とお願いしています。

Q- 藤田先生の志野ぐい呑は志野茶碗を焼くための道具だと聞きました。
A-  志野茶碗を焼く時はサヤの中に茶碗を入れ、茶碗の中にぐい呑を入れます。その三重構造になったものを積み重ねて窯に入れるので志野ぐい呑は志野茶碗を焼くための道具としての役割も担っています。

Q- 志野ぐい呑の高台を見て「これは一番土、これは二番土。」と皆さんが楽しそうにぐい吞談義をしていました。
A- 私は用途(志野茶碗、志野ぐい呑)によって百草土を使い分けています。百草土の原土を一番土と呼び茶碗を挽きます。充分過ぎるほど焼けているにもかかわらずザックリとした土味で大らかな雰囲気、発色の良い志野茶碗になります。百草土の原土は粘り気が無いので轆轤挽していても直ぐに潰れてしまうため、その一番土を練りかえしたものを二番土、再び練り返したものを三番土と呼びぐい呑にします。茶碗の中に入れ、二週間も焼かれるためよく焼締まってぐい呑に適しています。
茶碗の中にぐい呑を入れて焼きますが、ぐい呑の個数が足らない時に茶碗と同じ土を使ってぐい呑を作ることがあります。それが一番土の志野ぐい呑です。

Q- 藤田先生のぐい呑の形は独特ですね。
A-  志野茶碗と同じつくりになっています。より良い志野茶碗を焼くために、ぐい呑でも練習しているのです。

 

因みに、今回私の旅のお供をしてくれる志野ぐい呑です。

先日、だいたひかるさんがブログで藤田先生の茶陶展(府中市郷土の森博物館)のご案内をしてくださっておりました。その中の「茶碗の事しか考えていらっしゃらないから」との言葉が思い出され、全くそのとおりだなぁと思いながら上記を書かせていただきました。ただ、私の聞く力や文章力の無さのため分かりにくいところも多々あったかとは思いますがご了承ください。

| 茶陶展ご案内 | 11:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
秋色の志野茶碗

県外から毎年定期的に来てくださいます方々をはじめ、宮崎県から初めてお越しいただきました方もおられ愛媛の与州窯工房は賑やかでした。今月のお茶を飲もう会後も東京から初めてのお客様をお迎えいたしました。焼きものや和歌に精通されました方でしたので藤田先生との会話もはずみ、私もご一緒させていただき色々勉強させていただきました。皆様とは11月に府中市郷土の森博物館で再会のお約束をいたしましたので心待ちにいたしております。そして、新たな出逢いを楽しみにいたしております。

※11月10日の与州窯工房でのお茶を飲もう会は東京での茶陶展のためお休みさせていただきます。

貫入が際立ちました火色の志野茶碗です。今秋、お客様にはこの志野茶碗で召上がっていただくことが多いのは貫入好きの私のお勧めだからです。

過日の酒席では、この手(全体に赤くて細かい貫入の入った)無地志野のぐい呑を藤田先生よりお借りいたしましたためツイツイ飲み過ぎてしまいました。持ち具合、口当たりのたいへん良いぐい呑でした。

 

 

茶陶展『桃山志野現代に焼く』の会場では、ご来場のお客様にメッセージ欄を設けました「芳名カード」をご用意させていただいております。ご意見やご感想の他にご質問も多数お寄せいただいておりますが、その中に貫入についてのご質問に藤田先生がお答えくださっておりました。


Q- 藤田先生の志野の貫入が釉面の下に入っているのはなぜですか?
A- 素地と釉の膨張率の差などによって釉面に細かいひびの入った状態を貫入と呼びますが、私の焼いた志野の貫入は百草土と釉薬の間に入っていますので、その表面はガラス質でツルツルしています。その珍しい現象に興味を持たれた焼きものに詳しい方をはじめ研究者の間でも様々な見解が挙がりましたが結局、憶測の域は出ず未だ謎のままです。こういう理解できない現象を「自然の成せる業」というのでしょうか。ただ、一般的に貫入と呼ばれるものと私の焼いた志野に出来る貫入とはあきらかに異なりますが例えようがないため「貫入」という言葉を使っています。

 

 

| 茶碗・茶道具 | 13:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
窯焚き

一か月ほど前から窯組みがされ窯の中で待機中の志野茶碗たち(窯の入口からは積まれたサヤしかみえませんが・・・)を時々覗いておられました藤田先生。寒くなるのが待ちきれなかったのでしょうか先日、窯に火を入れられました。長さが7メートルもあります見上げるほど大きな薪窯に赤松の丸太(直径20〜30cm、長さ60cmぐらい)が次々と窯へ投げ込まれていきます。ゴォー、ゴォー、パチパチッと音を立てて燃え盛る火の勢いに「熱い!怖い!」と思いながらも滅多に無い機会だと思い写真を撮らせていただきました。

良いお天気でしたが、熱気で周りの風景がぼやけて見えました。

 

 

大きすぎて焚き口から入らない赤松の丸太を割るのも大変です。


窯焚きからまる四日間が過ぎました頃に窯が予想以上に膨張して浮き上がり火が噴き出したということもありまして、残念ながら今回の窯焚きは途中で断念されました。結局、3トンもの薪を焚いていたそうです。数をこなし改良を重ねながら今までに、その焼きものに合った窯を大小合わせて三十近くも手造りされて来られました藤田先生ですから更に頑丈な窯が出来上がることと思いますが、さすがに次の窯焚きは寒くなってからのようです。

| 陶 芸 | 13:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
志野茶碗 銘「奥磯」

府中市郷土の森博物館様での茶陶展ポスターが出来ました。写真は奥磯(おきそ)と銘の付いております志野茶碗です。実際にお手に取って肌触りや手取りなどがご体感いただけます。

『桃山志野現代に焼く』藤田登太郎 茶陶展                  
■会場: 府中市郷土の森博物館 [旧田中家住宅 和室]
           東京都府中市南町6-32    ―博物館入場料 大人300円―

■会期: 2019年11月6日(水)〜10日(日)  9時〜17時(入場は16時まで) 

           ※初日は11時〜/最終日は15時まで

| 茶陶展ご案内 | 14:19 | comments(0) | trackbacks(0) |