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同じお茶碗はいらない

茶碗を真円に作らないのは 
少し歪んでおる方が飲みやすく 
心が安らぐんだよ

窯焚きのおりに祈ったことは無い
いつも危険だと思う方に自分を賭けての闘いがある 
失敗を恐れていては新しいものは生まれて来ない

「 その目的に合った “ 完璧 ” を目指し、その完璧を求めることによって それに近づくことは出来るが、あえて完璧で無いところを狙うところに究極の完璧がある。なぜなら、完璧に欠けるものの方が より人の心を捉えやすく人は癒されるから。 」 これは藤田先生が轆轤挽き ( 志野茶碗の造形 ) について若い陶芸家の方に語ったものです。窯焚きにつきましても、 「 自分はいつも安全な方でなく、あえて不利な方へ賭けている。 」 とおっしっておられました。「 長年の窯焚き経験で、どういうふうに焚けば成功するだろうということはある程度解っているけれど、たとえ たくさんの志野茶碗が焼けなくても失敗するかもしれないと思う方へ賭けて、その失敗の中に志野になっているお茶碗が一碗でも出来ていれば それで良い 」 と。一窯に300個〜400個入れて焼いても取れるのは一つか二つとおっしゃっておられました藤田先生ですが、わざと確率の低い方へ賭けていらしたのですね。藤田先生がいつも、 「 同じお茶碗はいらない。 」 とおっしゃられておりました意味が少し分かったような気がいたしました。
※ 文中の “賭ける” には藤田先生の勝負するのだという強い想いが込められいるようです。

カテゴリーに 「エッセイ」 を追加いたしております  ■


藤田登太郎オフィシャルサイト「桃山志野現代に焼く」

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