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藤田登太郎 専属通販ギャラリー「gallery 窯倉」

いつもgallery 窯倉をご覧いただきまして誠にありがとうございます。
各地で開催いたしております茶陶展で「藤田登太郎先生の作品は愛媛県の与州窯工房へ行かないと拝見できないのでしょうか?」とのお声を皆様からいただくようになりまして、藤田先生から「志野茶碗は難しいけれど、志野のぐい呑みなら・・・」ということで始まりました藤田登太郎専属通販ギャラリー「gallery 窯倉」も、お陰様で満8才になりました。オープン当初からのブログを読み返しておりますと懐かしい思い出が次々とよみがえってまいります。与州窯工房や茶陶展会場などで大勢のお客様と実際にお逢いする機会に恵まれまして、楽しい思い出は益々増え続けております。
藤田先生ならではの拘りの志野ぐい呑みを、今後とも皆様にご覧いただけますよう満10才を目指して頑張りたいと思っておりますので、お付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

 

ご自分の作品に対しましては、「説明はいらない、作品が全てを語ってくれる。」と常々おっしゃっていらっしゃいます藤田先生ですが、最近ギャラリー窯倉をご覧くださるようになりました方々からご質問をいただきますので、藤田先生の焼かれます『志野ぐい呑み』について少しだけご説明させていただきたいと思います。
他のものを作ると手癖がついて茶碗が挽けなくなるとの理由から、藤田先生は茶碗だけを作ってこられました。「茶碗だけを作ってきたのになぜ、ぐい呑みが有るの?」との疑問がうまれますが、志野茶碗を焼くためには志野茶碗の中に入れる適当なもの(茶碗より小さなもの)が必要だったのです。それが志野のぐい呑みです。日本酒が大好きな藤田先生らしい発想で、その造形にも拘りがあるようです。志野茶碗の様式が取り入れられているため、写真の撮り方によりましては志野茶碗と見間違えられることも多々あります。
藤田先生は桃山志野の再興を目指し、お若い頃から全国の山々を歩き回られ見つけられました陶材。土は百草土、釉薬には千倉石を用いられております。サクサクとして扱いにくい百草土の原土100%(混ぜもの無し)を轆轤挽きのあと成形、絵付け(アクセント)、釉掛けを経て、サヤ内に志野茶碗と志野ぐい呑みが入れられます。三重構造となりましたそのサヤを積み重ねる窯組が行われ、薪で二週間もの長い間お一人で窯を焚かれます。藤田先生は志野茶碗を焼くことを目的といたしておりますので、道具としての志野ぐい呑みは志野になっていなくても良いわけですが、志野茶碗に当てられるはずの焦点が志野茶碗の中のぐい呑みに合ったりする場合に志野ぐい呑みができていたりするのだそうです。志野茶碗になっているのは一つか二つということですが、志野ぐいのみも同様に数は限られております。そして、そのあとの藤田先生の厳しい選別によって更に数が少なくなっていくのです。

弱いところを瞬時に見極め、瞬時にアクセントを付けることにより全体のバランスをとっている藤田先生の志野ぐい呑み。その独自のスタイルが個々の個性を生んでおります。形が申し分無いため絵やアクセントが必要のないものは無地志野に。自由な発想で描かれる空気感のある個性的な絵が魅力の絵志野、力強さが際立つ鼠志野などの他、志野茶碗と同じ一番土を使用しました発色の良い一番土の志野ぐい呑み、金華山の土が混じったことで濃厚な雰囲気を醸し出します金華山志野ぐい呑み、品の良い不思議な輝きを有します窯変志野ぐい呑みなどをギャラリー窯倉ではご覧いただいております。

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