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抹茶茶碗の品格

茶碗削りの練習に見えられました方に、藤田先生が細かくアドバイスをされていらっしゃいました。一緒に聞かせていただいておりました私は、小さなお茶碗に想像もしなかったような様々なことが考えられていたことに驚きました。ただ形だけを真似ても、茶の湯に用いるお茶碗にはならないのですね。脈々と時代を経て続いてきた「それぞれに意味を持つという茶碗の構造」の奥深さをあらためて勉強させていただきました。長年お茶を嗜まれ、陶芸歴も長いその方が「茶碗の見方が変わった。」とおっしゃったのが印象的でした。

迷いが生じるから一本の箆のみを使用することが理想とおっしゃる藤田先生。その箆さばきには迷いがありません。お茶碗の構造を熟知し、長い年月を経て培われた技が成せる業だと言えるでしょう。しかし単に同じ作業の繰り返しではなく、轆轤挽きや乾きの状態を瞬時に見極め個々の個性(口辺、本体、高台など)を追求していきます。飲み口を決め、柔らかい土(粘土)を手早く、絵を描くが如く滑らかに軽やかに削り進めます。釉薬を掛けた時、焼き上がった時にどのような仕上がりになるかということまで計算して削っているというのも驚きです。一本の手作りの箆から魔法のように創出される躍動感あふれる藤田先生のお茶碗が、品があって美しいと言われる所以なのかも知れません。

| 陶 芸 | 11:01 | comments(0) | trackbacks(0) |









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