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作品集 「桃山志野現代に焼く」

藤田先生の与州窯工房や茶陶展会場で皆様にご覧いただいております作品集『桃山志野現代に焼く』にご興味を持ってくださる方が最近多くなりました。この作品集には藤田先生ご自身が撮影されました90碗の志野茶碗と、そのお茶碗すべてに詠まれました自作の和歌が掲載されております。一生に何冊も作れるものでは無いとの思いから、その拘りも尋常ではなく構想から数年の歳月が費やされました。それぞれの雰囲気を一番大切に自然な形で表現されました志野茶碗の一碗一碗が、何かを語りかけてくれるような気がしてまいります。

 

作品集『桃山志野現代に焼く』は、藤田先生の辞世の句から始まっております。「十数年前に末期癌の宣告を受け、あと二カ月の命だと医師から告げられました。作品集『桃山志野現代に焼く』は摘出手術前日の夜に詠んだ私の辞世の句から始まって、私の辿って来た人生を回想するような順番で綴っています。例えば最初の方に掲載の「熱田津」と銘を付けた志野茶碗には、『にぎたつに 安芸潮はやす 来島の 岩たつまにま 泡たちながる』という和歌を詠んでいます。熱田津(にきたつ)は愛媛県を指し、泡(阿波)は徳島県を指しています。本来、熱田津の熱は「熟」という漢字ですが、私は熱い想いを抱いて徳島県から愛媛県へやってきたということを詠んでいるので、あえて熱という漢字を使っています。最後の敦盛という銘を付けた志野茶碗には幸若舞の一節を用いていますが、私は「下天」を化けて転ぶという意味で化転としています。それに私も初めから桃山志野を焼けたわけではないので、作品集の中にはそのことを表すために白い肌合いの現代志野の茶碗も何碗か載せています。」

 

『その他の作品』コーナーに作品集「桃山志野現代に焼く」の詳細を掲載いたしておりますので、そちらも是非ご覧ください。

| 作 品 集 | 11:20 | comments(0) | trackbacks(0) |









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