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金華山志野ぐい呑

以前、掲載させていただきました金華山志野の記事をご覧になって「金華山の土は既に捨てられていて藤田先生の手元に無いのでは?」と、お気づきの方もいらっしゃるかと思います。金華山特有の渋くて深い色合いの金華山志野のお茶碗を再び焼いてみたいとの思いから、三年年ほど前から藤田先生の金華山の土探しが始まっておりました。何十年も前の記憶を辿り、方々を探しまわったようですが辺りの様子は激変していて同じ場所での土の入手は困難だったようです。しかし、その当時の様々な方面からの考察で入手いたしておりました土を百草土にパーセントを替えながら混ぜて粘土をつくり、轆轤挽きを経まして成形されましたお茶碗には胴締めと言われます箆目が胴に一回り施されておりました。「前と採取した場所が違うので、焼いてみないと分からない。」とのことでしたが、鉄分の多いところは似ていましたようで高台を見ると少し黒みがかっておりました。今回の17日間にも及びます窯焚き、焚き過ぎて壊れてしまった大窯から誕生いたしました金華山志野だけあって生命力を感じずにはいられません。ドッシリとした大らかな造形に小さな穴の空いた鉄玉が方々に入った艶肌は独特な雰囲気を醸し出しており、藤田先生の従来の志野とは異なっているものの別の魅力が感じられます。サヤ、志野茶碗の中で充分過ぎるほど焼かれました金華山志野ぐい呑をご覧ください。

 

前回掲載の金華山志野茶碗や今回掲載の金華山志野ぐい呑が誕生いたしました壊れた薪窯の様子です。

水指を一緒に入れたのが焚き過ぎの原因と分析される藤田先生。百草土100%の志野水指もこのような悲しい姿に・・・

■2017年のブログ「陶材探しの旅」/2018年のブログ「胴締めスタイル」もご覧ください。

■ホームページ『桃山志野現代に焼く』のその他の作品コーナーに金華山志野ぐい呑を掲載いたしました。高台もご覧いただけますので、金華山の独特な土味もお楽しみください。

| ぐいのみ | 14:20 | comments(0) | - |