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萩茶碗

知識の無い私にとりまして、抹茶茶碗の撮影はたいへん難しいということを前回のブログで書かせていただきましたが、その直後のお茶碗掲載ということで少しプレッシャーがかかっております。それそれれのお茶碗のもつ魅力が少しでも伝わればと雰囲気重視で掲載させていただきました。

 

やきものについても知識の無い私がお茶碗の写真を掲載させていただく時に、これまた困りますのがお茶碗の種類(呼び名)を知らないことです。時代、地域、陶材、窯の様式、灰の割合、そのほか様々な細かい違いによりましても呼び名が異なることがあるようですので、こちらもたいへん難しいです。幸いなことに私は、焼かれましたご本人に直接お尋ねすることが出来ますので間違うことが無いという点におきましては安心いたしております。

前回のお茶碗掲載にあたりまして、私が萩茶碗(古萩のような貫入が特徴)だと思っておりました他にも青味を帯びました萩茶碗や白い萩茶碗(白萩)があることを知りました。藤田先生に教えていただきましたのは、青く発色するのは籾灰、白く発色するのは藁灰を釉薬に使用しているのだそうです。特に薪で焚くと発色が良いので、その違いがはっきりと分かるようです。

白い発色の萩茶碗(藁灰)と、青い発色の萩茶碗(籾灰)です。同じように並べて撮影いたしましても、向きによりまして口辺の開き具合が異なって見えます。同じように見えるお茶碗も、並べてみるとその違いがよく分わかります。

 

白い発色の萩茶碗(藁灰)

 

 

 

 

 

青い発色の萩茶碗(籾灰)

 

 

 

 

与州窯工房に展示されております、たくさんのお茶碗を見ながら藤田先生がいろいろと解説をしてくださいました。陶芸をされる方も何人かいらっしゃいましたので、専門的なお話もおうかがいすることができました。その際に話題に上りましたのが、見込み側面に胆礬(たんぱん)が偶然に入ったという黄瀬戸茶碗と、草青磁というお茶碗でした。

 

黄瀬戸茶碗

 

 

 

 


草青磁茶碗

 

 

 

| 茶碗・茶道具 | 10:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
白椿の花びら

今月10日のお茶を飲もう会は、あいにくの雨。寒くて足元のお悪い中をわざわざ与州窯工房へお越しくださいました皆様、お疲れさまでした。今回、別注の和菓は白椿の花びらを模したものだそうですが、白だけではちょっと寂しすぎるということで少しだけ色気を付けてくれるよう藤田先生がお願いしたものだそうです。ほんのり色気の付きましたその和菓子で、美味しいお抹茶をいただきました。瀬戸黒茶碗の黒、お抹茶の緑、白い花びらに指し色の薄ピンク色と、たいへん品の良い取り合わせでした。また、1月に好評で今回も作っていただきました栗入りのパウンドケーキも直火焙煎のコーヒーと一緒に美味しくいただきました。初めてご参加くださいましたお客様にも喜んでいただけたようで良かったです。

 

今月も藤田先生が詠まれました和歌をいただきました。皆様もご本人に読み方や情景、心情などを詳しく解説していただきながら一首一首熱心に読まれておりました。

| お茶を飲もう会 | 12:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
抹茶茶碗の撮影

抹茶茶碗の撮影の度に難しいと思っておりましたが、最近その抹茶茶碗を撮影する機会が増えましので「これではマズイ!」と思いはじめ、今更ですがカメラの説明書を出してきて読みかえしております。以前、藤田先生から性能の良いプロ仕様のカメラをお貸しいただいたことがあり、その際にいろいろ挑戦してはみましたが難しすぎて直ぐに挫折いたしております。と、いうことで技術がダメならあとはお茶碗のもつ雰囲気に頼るしかありません。時間帯や光具合を変えながら様々な角度から撮影に臨んでおりますが、特に藤田先生の志野茶碗などの筒形茶碗は飲み口をはじめ口辺の作りが独特なため、そこを強調しますと口辺が開きすぎて高台が見えなくなってしまうということがおこります。如何にバランス良く、そして個々のお茶碗のもつ個性や雰囲気を表現できるかが課題です。

| 未分類 | 10:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
抹茶茶碗の品格

茶碗削りの練習に見えられました方に、藤田先生が細かくアドバイスをされていらっしゃいました。一緒に聞かせていただいておりました私は、小さなお茶碗に想像もしなかったような様々なことが考えられていたことに驚きました。ただ形だけを真似ても、茶の湯に用いるお茶碗にはならないのですね。脈々と時代を経て続いてきた「それぞれに意味を持つという茶碗の構造」の奥深さをあらためて勉強させていただきました。長年お茶を嗜まれ、陶芸歴も長いその方が「茶碗の見方が変わった。」とおっしゃったのが印象的でした。

迷いが生じるから一本の箆のみを使用することが理想とおっしゃる藤田先生。その箆さばきには迷いがありません。お茶碗の構造を熟知し、長い年月を経て培われた技が成せる業だと言えるでしょう。しかし単に同じ作業の繰り返しではなく、轆轤挽きや乾きの状態を瞬時に見極め個々の個性(口辺、本体、高台など)を追求していきます。飲み口を決め、柔らかい土(粘土)を手早く、絵を描くが如く滑らかに軽やかに削り進めます。釉薬を掛けた時、焼き上がった時にどのような仕上がりになるかということまで計算して削っているというのも驚きです。一本の手作りの箆から魔法のように創出される躍動感あふれる藤田先生のお茶碗が、品があって美しいと言われる所以なのかも知れません。

| 陶 芸 | 11:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
薪割り機

この季節、与州窯工房の薪ストーブにはいつも火が入っておりますので、大きく割られました薪があっというまに無くなってしまいます。ということで、お天気の良い日は赤くて大きな薪割り機が大活躍です。メキメキメキという音とともに両手でも抱えきれないような大きな丸太が、あっという間に割られていく様は圧巻です。

| 工房情報 | 10:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
ぐい呑み、轆轤挽きと削り

りんご箱に、たくさん入っておりますのは轆轤挽きがされましたぐい呑です。轆轤挽きいたしましたお茶碗を乾き具合などを見ながら削るという作業を何回も繰り返しておりました藤田先生。ようやく一段落つきましたようで、今度はぐい呑の番です。志野を焼く場合、藤田先生はサヤの中にお茶碗、そのお茶碗の中にぐい呑を入れますので、ぐい呑の数もお茶碗以上に必要です。お茶碗と同数ではなくお茶碗以上というのは、窯焚きの際にテストピースとしても使用するからです。

 

タイミングが重要という削り。冬の寒い時期、お湯で手を温めながらの作業は大変そうです。

| 陶 芸 | 11:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
与州窯工房へ展示中の茶碗たち

昨日は今年最初のお茶を飲もう会でしたので、年始のご挨拶を兼ねられました大勢のお客様が与州窯工房へ見えられたいへん賑やかでした。皆様とご一緒に「とらや」さんの羊羹でお抹茶をいただきましたが、私は前夜のテレビで「とらや」さんこだわりの和菓子を目にしておりましたので何だか得をしたような気持でした。珈琲に合うようにと、藤田先生がお願いして作っていただいたという栗入りのパウンドケーキも好評でリクエストをいただいたほどです。

 

前回の「藤田先生が二十歳代に焼かれた茶碗たち」で、唐津茶碗の高台と見込み内の写真が上手く撮れず掲載できておりませんでした。ご要望をいただきましたので撮り直して掲載いたしました。お手数ですが、前回の茶碗と照らし合わせてご覧ください。

 

 「絵唐津」の高台と見込み

 

 

 

 


他のお茶碗も一緒に撮影いたしましたので、そちらもご覧になってください。

 「伊羅保茶碗」 

 

 

 

 「粉引茶碗」

 

 

 

  「織部ばたらい茶碗」

 

 

 

 「黄瀬戸茶碗」

 

 

 

 「織部黒茶碗」

 

 

 

 「志野茶碗」

 

 

 

 「志野茶碗」

| 茶碗・茶道具 | 10:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
藤田先生が二十歳代に焼かれた茶碗たち 

今、藤田先生が二十歳代に焼かれたという井戸茶碗や萩茶碗などの開き茶碗にも熱い視線が注がれております。藤田先生は、このような開き茶碗を経て桃山志野の再興を目指し志野茶碗を焼かれるようになったのだそうです。
お客様に「このお茶碗は古いものですか?」と尋ねられる度に私は、「藤田先生が二十歳代に焼かれたもので、もう五十年以上は経っていますから古いと言えば古いですね。」とお答えいたしております。茶陶展『桃山志野現代に焼く』では、そのタイトルのように志野茶碗中心の展示となっておりますので開き茶碗をご覧いただく機会があまりありません。そこで、お尋ねくださったお客様には「愛媛の与州窯工房へ来ていただければ様々な種類のお茶碗がたくさんご覧いただけますよ。」とお声掛けいたしておりましたところ、大勢のお客様が県外からわざわざ足を運んでくださるようになり、たいへん有り難く思っております。

愛媛の与州窯工房では年末に展示替えがされ、志野茶碗の他にも今まで展示されたことの無い井戸茶碗、萩茶碗、唐津茶碗、粉引茶碗、伊羅保茶碗などの各種お茶碗がたくさん並んでおります。

 

 「井戸茶碗」

 

 

 

 

 

 「萩茶碗」

 

 

 

 

 

 「唐津茶碗」

 

 

 

 

 「斗々屋茶碗」

 

 

 

 

 

 「萩茶碗 (籾灰)」

 

 

たくさん展示されている中から、私好みのお茶碗を掲載させていただきました。実物は見どころがたくさんあって、もっともっと素敵ですよ。

 

| 茶碗・茶道具 | 10:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
藤田先生の元気パワーを届けます

明けまして、おめでとうございます。
早いもので、gallery窯倉も今年で9年目を迎えます。皆様には飽きることなくご覧いただき、たいへん有り難く思っております。
藤田先生は「年をとるほど楽しい。」とおっしゃりながら、毎日窯仕事をされていらっしゃいます。年始のご挨拶にお伺いいたしました今日も、ぐい呑を削っていらっしゃる最中でした。gallery窯倉をご覧くださる皆様にも藤田先生の元気パワーが届きますよう、今後もブログ更新を続けていければと思っております。
今年も、よろしくお願い申し上げます。

与州窯工房のお正月飾りは、年末にお茶を飲もう会のメンバーの方が稲わら持参で作りに来てくださったものです。手馴れた様子で縄をなってあっという間に出来上がりました。その方曰く、青刈りをした稲わらを使用した方が綺麗に作れたのだそうです。私は初めて知ったのですが、普通に田植を行ない育っている途中(稲穂が実る前の青い間)に稲を刈り取ってしまうことを青刈りと言い、しめ縄用に作っているところがあるのだそうです。

 

今年も毎月10日に「お茶を飲もう会」が行われます。皆様お誘い合わせて是非ご参加ください。

<お茶を飲もう会>
■会場/ 与州窯工房  愛媛県新居浜市萩生字河の北66-2
■日時/ 毎月10日    午後1時〜4時
■会費/ 1.000円
■お問合せ/ 090-7575-9920

※滝の宮カントリークラブの近くです。
※関東、関西からお越しくださっておりますお客様方によりますと、新居浜市まで直行の高速バスが運行されていて便利なのだそうですよ。

| 工房情報 | 13:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
山へ水をくみに行く

皆さんに美味しいと好評をいただいております与州窯工房でお出しいたしておりますお抹茶やコーヒーのお水は、30年以上も前から藤田先生が山へ汲みに行かれております。寒い中、今回も40分ほどかかります愛媛県(西条市)と高知県の県境近くまで一緒に行ってまいりました。夏とは大違い、冬の水は冷たかった‼ 先客の二組とも同じく新居浜市内から見えられていたというのも奇遇でした。雑木と熊笹のある山の水はとても美味しく、いつ行っても水量が多く水温は年中12度くらいなのだそうです。藤田先生は必ず良いお天気が続いた朝に行って、飲料用のペットボトルに溢れるほどの水を満たし空気が入らないように蓋をして持って帰っております。長期保存が可能なようにとの配慮ですが、ご存じない方が結構いらっしゃるのですよ。

 

水を汲んでいる場所からの眺めです。

 

 

 

 

| 未分類 | 13:46 | comments(0) | trackbacks(0) |